振り返る。4月30日。

4月30日。
前日に引き続き、大阪で娘。の春ツアーに参戦。たしか10時ごろ起床。飲みすぎで気分はあまりよくない。P氏と一緒にチェックアウトの時間に追い出される。とりあえずどこに行こうかという感じで・・・じゃぁハロショ心斎橋に行こうと結局いつもの行動。
大阪駅から徒歩で移動、途中適当なところで朝食食べましょうと歩いてみるもなかなか良さげなところが見つからずにショップに到着。40分くらい歩いたか、寝起きなこともあって少し辛かったのを覚えてます(笑)とりあえずショップで買い物。関西組の到着を待つ。トレードものとか開けたりして時間潰し、そして合流。なんだか不機嫌な人もいたり(笑)そのあと美味しい洋食屋さんに案内してもらって昼食。その後、会場に。自分は大阪中央郵便局に用件アリで別行動とか。このあと何回も郵便局に足を運ぶことになるんですが、それというのもその日の夜チケットを急いでとった為に局留めで送ってもらっていたからなんですよね。現地取引のときはいつも思いますが、あのチケットが手元に無いという不安感は嫌なもんです。なのでこの日はいつもより余計に精神疲労が多かったですね。


会場着。とある紺ヲタさんにご挨拶。余っていたというマコ写真をいただいちゃいました。紺ヲタに励まされるマコヲタとか・・・立場的に逆なような気がしますが、ここはありがたくいただくことに。去年の秋ツアーの写真だったかな?マコの笑顔がなんだかいつもとは違った感じに目に映っていたように思います。
自分の状況もアレだったんで、紺ヲタさんになにを話していいのやら。とりあえず大丈夫ですよなんて言っていたような。もちろん空元気ですが(笑)相手方もそれを察してくれたのか、深い心情などは話すことなくまったりとお話。そういえば、マコうちわの人が会場近くの橋のところでいつものようにうちわを並べているって教えてもらったっけ。でも自分が行ったときには撤収されてたけどorz そのひとたちもこの春ツアーが最後だよなんて言ってたとか・・・そうなんです、紺野さんにとっても小川麻琴にとってもこのツアーでモーニング娘。としてのステージは最後*1。そして今夜の大阪公演がホールクラスでのラストとなるんです。



ここからはその公演後まもなくして書いたレポ。自分の都合*2により公開してなかったものです。

夜公演。G列左サイド。あの突然の発表があってから居てもたってもいられずとったチケット。いや、この公演のチケットは既にあったんだけど、ここだけはどうしても前で見たいと"積んだ"チケットですよ。モーニング娘。小川麻琴として最後のホール公演ですからね。もちろん気合十分で臨みます。


開演前からマコヲタ見つけては握手を求める男一人。みんな快く「がんばりましょう!」といってくれましたよ。いや、マコヲタだけじゃなくそのお友達のかたとか、そして紺野さんヲタのかたとかも。こういうときが来たんだなと改めて実感、そして一声気合入れて日曜夜公演開始。

オープニングから飛ばしますよ。相変わらずマコの脚の調子は良くなさそうだけど、そんなこと心配させてくれないほどの頑張りっぷり。その姿にこちらのテンションも上がる。


数曲終わって最初のMC。例の発表がある。前日夜、そしてこの日の昼と同じ発表を聞いていたはずなのに、それまで以上の衝撃が体の中を走る。顔を上げることができない、前を向くことが出来ない・・・紺野さんが、マコが一生懸命しゃべっているのに。情けない。
情けないと思いつつも体が動きません。マコがしゃべりおわって、吉澤さんの「こんこん、まこっちゃんがんばれ!」という言葉でようやく顔を上げることができました。

あれから何回も「応援してあげよう!」と思っていたはずなのに・・・自分の弱さに腹が立つ。

と、ここまでしか書いてなかったようで(笑)これを読んでて思い出す、当時の自分の心境。楽しいはずのライブでこういう暗いレポはやっぱり書いてて辛かったのですよ。これを公開してもいい影響はないなと当時の自分は判断したようです。


やっぱり、その決定にたいして納得してなかったんですよ自分は。たとえこんこんとマコが自分のやりたいことに向かうと聞かされていても、どこか受け入れられない自分がいたんです。「マコが頑張るなら、自分も頑張るよ♪」なんて言葉も心の底からというよりも、そういうスタンスでなければという半ば義務的なものからでした。
この当時、自分が笑ってマコたちの卒業を口にしていたことがあれば、それは自分がヲタとしての立場として考えていたこと*3にかこつけて言い訳を続けていただけに過ぎないんですよ。
娘。たちにしてみれば自分の存在なんてあってないようなものかもしれないけど、それでも自分たちは彼女たちの歌からステージからただひとつの笑顔から、色んなものをもらっていたことには違いないんです。そして自分は周りのひとたちとは比べ物にならないほど、モーニング娘。そして小川麻琴に依存しすぎたんですね。
目をつぶればはっきりと思い出す彼女の笑顔。初めて握手した時とか・・・本当に輝いてみえましたよ。ライブでもイベントでも、それがテレビや雑誌であろうと自分は彼女たちから一方的にパワーをもらっていたんです。もらってもらってもらい続けていざ自分の都合と異なる現実が突きつけられればそれを直視できなくなってしまう。そんな弱い自分が嫌だったんです。ん、いい感じに自虐スパイラルに入ってきたぞ(笑)



結局、それがこの日の夜公演での自分の姿勢に現れていたわけですね。目の前でしゃべってるんだよ!!しっかり見届けてやれよ!ってその時の自分の正中線に抜き手で連撃を加えてあげたいですね。あのときの二人は、涙も見せずしっかりと自分の言葉で卒業のコメントをしていたんです。前日なんかはやはりうまく言えない所もあったけど、このときはとても堂々と話してくれましたよ。応援するしかないんです。自分たちに出来ることなんてほんとそれだけなんです。頑張れ!って、心から叫ぶしかないんですよ。
そんな思いを伝えるにはやっぱりこちらも楽しまなきゃ。ライブ楽しいじゃん。娘。たちも自分たちを楽しませようと一生懸命歌って踊ってる。こちらもそれを楽しんでさ、それで娘。たちが喜んでくれれば最高ですよ。そんな気持ちを思い出させてくれたのもモーニング娘。なんですけどね。このときの大阪公演、まだ全てを受け入れられることは出来なかったですが、そういうポジティブな思いを再確認できた貴重な公演でもありました。



なんだかそのときとはまた違う心境の今の自分に言い聞かせている感じ・・・カレーを目の前にしてなんだかナイーブになってますな(笑)

*1:夏ハロやミュージカルはあったけど、それは"お祭り"みたいなものだから。自分的に。

*2:主に精神的な

*3:自分たちは違う世界にいる住人をただ見守るだけであり、その領域を侵してはならない