「リボンの騎士ザ・ミュージカル」独り善がりレポ(その3)


ナイロン100%マコの活躍の後、姿勢を正す自分。ここからのシーンがまた好きなんですよ♪


暗がりにスポットライト。ジャン!という衝撃音と共に登場するのは淑女新垣里沙
ノlc| ・e・)女の子〜wow wow wowって〜〜〜さいこー!
と気持ちよく歌い上げる。そして次の衝撃音で下手にパン、スポットライトに映し出されるのは淑女田中れいな
从 ´ ヮ`)女の子〜wow wow wow wow wowって〜〜〜ステキーィッ!!

と見事に歌い上げる二人。これを合図に低音のリズムに合わせて左右からゾロゾロと淑女たち(娘。&美勇伝)が登場する。これがみんなかわいいんだ。
赤や黄色、青に紫・・・といった色とりどりのドレスを身にまとい、そして手には扇ですよ!!セレブ!セレブ!(笑)


冒頭の歌いだし、ゲスト無しor辻ピエールなら新垣→田中。その他ゲスト有りなら石川→新垣の流れ。ここはやっぱり新垣さんに軍配かな〜。腹から声出してる感アリアリの発声の素晴らしさもさることながら、新垣版「ステキーぃっ!」の素晴らしさといったらこの上ない。一緒に足を運んだ人となんどとなくこのシーンを語り合ったか(笑)昨日のガキさんは凄かった。いや今日のガキさんも凄かったさ。いやいやおとついのガキさんなんてってほんとおバカな大人たちです(笑)
田中さんも頑張ってるけどね。田中さんのほうは歌い上げたあとの満足げな表情が抜群。X−GUN。田中さんは自分の可愛さがわかっているところが本当に怖い(笑)あんまり呑気に「れいなキャワ!」なんて騒いでると自分がどこかに連れ去られてしまいそうな感覚に陥りますよ(笑)


二人のあとは他の淑女のソロパート。一人目の亀井は安心。次の道重が問題だ。
从*・ 。.・)♪この世わ〜a-ha han...
って。なんだろう、独特な歌い方・・・ヘタなのか?ヘタなんだろうな(笑)でも可愛らしさ、というかさゆらしさが出てるんだな〜。道重さゆみ独特の匂いというか。こらそこ、メス臭とかいうな(笑)とにかくここのさゆパートはいつも楽しみに聴いておるんですよ♪

さゆのあとをれいながキッチリカバーしたあとは、淑女たち歌って踊っての華やかなステージです。歌詞も曲もとてもかわいい。フリも歌詞に合わせて扇を上手く使いながらね、表情豊かに踊ってくれるもんだからハァ━━━━━━;´Д(ry
かわいいビジュアルと相まって更に相乗効果・・・歌詞にもありますが、まさに蝶も舞い踊るような馨しい香りをはなつ花々たちです。ほんっとかわいいや。



ビシッと淑女隊が決めたあとはサファイア王子の登場。キャー王子様だわ♪なんて押寄せる淑女にたじたじになっちゃったり。そっか、今日は年に一度の復活祭だからみんなキレイに着飾ってるんだ・・・なんてたわいも無い会話している間に、淑女亀井のノノ*^ー^)王子様はワタシと踊る・・・ツバつけたっ♪と見事な抜け駆け。他の淑女たちも私たちもと指をなめる仕草。

・・・もう、このときの淑女たち可愛すぎ。年頃の女の子たちが着飾ってんだからね、そりゃ気合いも当然のことだろうな〜。この淑女たちの出てくる場面で常に漂っている恋する乙女感てのは見ていて思わず頬の緩む愛おしさ。年相応の役柄でメンバーもいい演技してくれますしね♪


そんな淑女たちも宮殿の庭で踊りに行くことに。ひとり残されたサファイア。着飾った淑女たちの華やかさがうらやましい。同じ年頃の自分は、王子として振舞わなければならない定め・・・女の子になれたら、女の子になりたい。そんな叶わぬ夢を思い、嘆くサファイア。それを物陰から見ていた王妃。
王妃の存在に気付き、サッと涙を拭い、いつもの王子のように振舞うサファイア。母である王妃にはすべて見通されていることなのに・・・。

とここのサファイアの心理描写。自分的には相当泣けるツボです。他のみんなは、でもなんで自分は、と今までも思ってきて、それを耐えてきた。でも、今日は・・・ってサファイアの心の叫びがとても痛い。
そしてそれを優しくなだめる王妃様。優しすぎるほど優しい。こんだけ優しいと、娘が悪い方に育ってしまうんじゃないかと思うほど優しい。でも・・・愛ちゃん良い子だからアリだよね!(笑)実際このあともお父様には内緒でってサファイアに亜麻色のカツラを与え、着飾らせて、女として復活祭に行かせてしまうんだから。優しすぎ。
でもそのときのサファイアの喜びようったらこれまた可愛すぎるから・・・アリなんだよなぁ(笑)この場面のサファイアの男と女の演技的使い分けも見所。最初はまだ曖昧なところもあったけど、まさに日ごとに良くなっていきましたよね〜。高橋さんすごい。一週間くらい空いてから観ると格段に良くなってるのが分かるんですからね。なので千秋楽はどのようなものになるのかと今から楽しみにしております。